小学生くらいの漫画(向けではなく、著作が小学生のもの)では、意味もなく人が死ぬ場面が多いと感じている。
ここにおいて決して若年層の暴力性について述べたいのではなく、たぶん、純粋に面白いと思って描いていると感じる。
死や、下品な言動は、社会的タブーに位置づけられるが、そうしたタブーを侵犯、あるいは刺激することで、ルールを破る、あるいはそれによって動揺する大人を見ることが面白いんだと思う。軽微な侵犯においては突発的な大声や、会話の齟齬も該当する。こうした逸脱行為が面白さに起因している。
もちろん、読者はこれら行為、ルールを破る行為の何が面白いんだと感じていることだろう。でも、考えてみてほしい、かつて「バカッター」などと呼ばれていた人、および行為群を、それら行為の面白さの根源的な部分は、そうしたルールやモラルの逸脱が「おかしさ」を引き起こし、笑いを取っていた。という事実を。
一般に、死は成長に伴い、葬式など経験的にタブーを意識するような場面に出くわすために、年齢を重ねるにつれて減少していくのだろう。
以上